【第1回】キャリアコンサルタントへの第一歩。通学での学びが教えてくれたこと

わたしのこと

こんにちは、ひなたぼっこ☀️です。 今回から数回に分けて、国家資格「キャリアコンサルタント」の取得について記録していきたいと思います。今回はその第1回、「資格の概要」と「通学で学んだ日々」についてお伝えします。


■キャリアコンサルタントってどんな資格?

キャリアコンサルタントとは、働く人のキャリア形成を支援する専門家。職業選択やキャリア開発、転職、働き方などについて相談に乗り、その人の可能性を引き出しながら、自分らしいキャリアを描けるように支援する役割を担います。

国家資格となったのは2016年。今では企業の人事部門、ハローワーク、大学のキャリアセンターなど、さまざまな場面で活躍しています。


■受験資格を得るには?

国家資格キャリアコンサルタントの試験を受けるには、主に以下のいずれかの方法で受験資格を得る必要があります:

  1. キャリアコンサルタント養成講習の修了者
  2. 3年以上のキャリアコンサルティング実務経験者
  3. キャリアコンサルティング技能検定の学科試験または実技試験の合格者
  4. 上記の項目と同等以上の能力を有する者

私は、3年以上の実務経験がなかったため、「キャリアコンサルタント養成講習」の修了を選択しました。 その中でも、NPO法人キャリア・コンサルティング協議会が提供するGCDF-Japanプログラムに決定。 当時は通学のみの選択肢だったため、週末に教室に通う形式を選びました。


■通学を選んだ理由

学び方にもさまざまな選択肢がありますが、私はあえて「通学」当時はオンラインの選択肢がなかったため、必然的に通学形式を選びました。 理由は、顔を合わせて学び、グループワークやロールプレイを通してリアルな対話経験を積みたかったからめることも、結果的には大きなメリットだったと思います。

また、通学だと土日のみでスケジュールが組まれていたことも、平日働いていた私にはありがたかったです。

養成講座の費用は高額で、25〜50万円程度かかるといわれています。 ただし、教育訓練給付制度の対象であれば、支出を抑えることも可能です。 私の場合は、勤務先の制度で一部会社が費用を負担してくれたこともあり、GCDFに決めました。


■通学講習の様子と仲間たち

手続きを終えたら、もうやるしかありません。 初日はとても緊張して教室に入りましたが、男女・年齢・業界もさまざまなクラスメイトに囲まれて、一気に視野が広がったのを覚えています。

なんと会社の先輩にも偶然遭遇(笑)!同じクラスで84時間の講義を一緒に受けるので、知り合いがいるのは本当に心強かったです。

授業は毎週末、9:00〜17:00の長丁場。 先生も毎回同じ方で、回を重ねるごとに親しみも湧きました。


■学びの内容とロールプレイのリアル

前半は座学が中心。労働法規やキャリア理論などを学びます。 特に「キャリア理論」は私にとってとても面白く、「キャリアを考える」って昔から色んな人が真剣に向き合ってきたテーマなんだなぁ、と感じました。

後半には、ロールプレイの実践が始まります。 クライエント役・コンサルタント役・観察者役に分かれて、録音した音声を聞き返して改善点を出し合う、というかなり実践的な内容。

正直、最初は苦手意識もありましたが、回数を重ねることで自然と慣れていきました。


■「学びって楽しい」

講義がない日も、宿題や逐語記録の提出などがあり、平日も勉強漬け。 それでも「大変」というより「楽しい」時間でした。

新しい知識をインプットして、仲間とともにアウトプットし、フィードバックを受けて改善する。 その繰り返しがとても心地よく、「学ぶってこんなにワクワクするんだ!」と改めて感じた日々。

社会人になってからの学びって、こんなにも自分の世界を広げてくれるんだなと思えた、大切な時間でした。


次回は、いよいよ1回目の試験に向けた勉強と挑戦についてお話しします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました