社会人キャリアは失敗・・・?⑤暗黒期➖より苦しむ時期へ

わたしのこと

うつ病となり、通院・服薬でも良くならずに休職・・・。
キャリア断絶にかなりの恐怖を感じていた私は、まだ全然良くなっていないのに無理に復職をし、
心身ともにしんどくなっていました。

認めたくない、でも認めないといけない

自分自身でも、今の状況がうつ病と診断されてからも一番悪い状態であることは、明らかでした。
常に頭がくらくら、ふわふわした感じがあり、考えることがうまくできない。

周りの人の目線がいちいち気になる。知り合いだけではなく、道ですれ違う人なども、自分のことをどう思っているのかと気になってしまっていました。
すごくダメな人とか、気持ち悪い人だと思われているんだろうな、などと思いながら、いつも下を向いて歩いていました。
なるべく人に顔を見られたくありませんでした。

お風呂に入るとかテレビをみることも体力をすごく使ってしんどい。
もちろん毎日出社するので、必ずお風呂には入るし、お化粧をして出かけはするのですが、相当無理をしていました。

頭の中では、「この状態で働き続けられるわけがない」と理解はしていました。
ただ、1回目の休職と2回目の休職は重みが全然違う・・・認められずにいました。

休職1回目と2回目の重みの違い

ずっと順調に働いていたところから、1回目の休職。
これは、ゼロか1かと言うところでの重みがあります。休職することなくずっと働けている人と、一度休職をしている人では、その後のキャリアへの影響はあると考えています。
単純に働けている期間が短くなってしまう分、経験を積んだり実績を出せる期間が短くなると言うこともありますが、「休職する人だ」と言うことで、人事からは少なからず要注意のラベルをつけられるのではないかと思っています。

それに対し、2回目の休職というのは、「1回目休職後の復職判断が誤っていた。早すぎた。」ということを意味すると捉えています。
一度休職したとしても、しっかり治して戻りこれまでのように働ければ問題ないわけです。
ただ、再び休職したとなると、会社からは「自分の病気の受容ができていないのではないか」「自分の状況をしっかり理解できていないのでは」と思われてしまい、次の復職の際の判断がより厳しいものになるはずです。
なぜなら、大丈夫大丈夫!と言っていても、またすぐ休職するかもしれない・・・とリスクを感じるからです。

もし次の復職がなかなかできないとなると、本格的に私のキャリアは絶望的だ・・・となるわけで、私はなんとか2回目の休職を阻止できないかと自分の中で戦っていました。

医師の助言により2回目の休職へ

心療内科の医師には、常に今の状況を伝えていました。
医師は、単純に「すぐに休むべきだ!」というのではなく、私のなんとか頑張りたいという思いを尊重してくださっていました。
とはいえ、やはり状況は良くならない、そしてとても無理をしている状態は明らか。
このまま続けていくと、病状はさらに悪化することが想定される・・・。
ということで、期限を決めて、この時までにこのような状態になっていたら、「休職」という判断をしましょう。
とお話ししてくださいました。

私にとっては、そのコミュニケーションがとっても良かったなと思います。本当に感謝しています。
自分の状況を受け入れられず、なんとか打開しようともがいていて、そんチャレンジ自体は認めてくれつつ、「流石にここまでやってみて、この状態なら危険だからおやすみしようね」ということを事前に言ってくれたのは、”休職”への抵抗感が強い私にとって、最大限拒絶感を取り除くことができるやり方だったと思います。

こうして、私は2回目の休職をすることとなりました。

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