お金に無頓着だった20代、そして「このままで大丈夫?」という不安
20代の頃の私は、お金があればあるだけ使ってしまうタイプでした。
貯金もほとんどなくて、資産運用なんて言葉はどこか遠い世界のもの。
そんな私が「お金のことをちゃんと考えよう」と思うようになったのは、子どもが生まれてから。
特に育休中、収入が減る中で、どんどんお金が減っていく現実を目の当たりにし、「このままで大丈夫なのかな?」と不安を感じるようになりました。
そこから、YouTubeなどで資産運用の情報を見たり、少しずつ興味を持つように。
無謀にもFXに挑戦した過去
実は、育休復帰後すぐに「これなら稼げるかも」と、FXに手を出したこともありました。
でも、結果は…約20万円の損失を出して撤退。
チャートに張り付いていないといけないし、時間をかけられないワーママには不向き。
それに私自身、冷静な判断をするセンスもなかったなと反省しています。
これは失敗だったけれど、逆に「自分に合う資産運用とは何だろう?」と考える良いきっかけになりました。
出会ったのは『バビロンの大富豪の教え』
いろんな動画を見ている中で、多くの人が「原点」として挙げていたのがこの本。
ずっと気になっていたのですが、先日シェアラウンジを利用した際に、マンガ版を見つけて手に取りました。
内容はとてもシンプルだけど本質的で、スイスイ読み進められる。
何より、「大昔のバビロニアの時代から、お金の真理は変わっていない」という事実に驚きました。
お金が貯まらないのは“欲望に優先順位がついていない”から
本の中で特に印象的だったのが、「欲望に優先順位をつける」という教え。
現代って、欲望が無限にあるんですよね。
- サブスクに気づいたら課金
- カフェでちょっと一息
- おしゃれな家が欲しい
- 外車にも憧れる…
SNSで他の人の暮らしが目に入るたびに、「私もこれくらいは欲しい」と、知らず知らずのうちに“理想の基準”が上がっていく。
でも本当に大切なのは、「自分が何を重視しているか」を明確にすること。
そうじゃないと、いくらお金があってもずっと足りない、満たされないままなんだろうなぁと。
節約ではなく“メリハリをつける”ことが大切
私は、「資産運用=節約しなきゃ!」という考えにはなれません。
ケチケチしたくない。でも、無駄遣いもしたくない。
だからこそ、欲望に優先順位をつけて、「本当に必要なことにお金を使う」ことが大事だなと思っています。
今の私が優先したいのは、子どもとの経験。
旅行やおでかけなど、思い出を増やすことには積極的にお金を使いたい。
一方で、普段はなるべくシンプルに、無駄な出費は抑える。
このメリハリが、今の私にとっての“豊かさ”なんだと思います。
資産運用は「自分自身と向き合うこと」
『バビロンの大富豪の教え』を読んで、お金の話って突き詰めると「自分と向き合うこと」なんだなと気づきました。
自分が何を求めているのか、どんな人生を送りたいのか。
その軸があれば、ブレずにお金と付き合っていける気がします。
おわりに
私はまだ資産運用の初心者だし、断捨離もなかなか進まない“ゆるゆるタイプ”ですが、
本を読んだことで考え方が大きく変わった気がします。
欲望の優先順位については、またしっかり向き合って別の記事でも書いていきたいなと思っています。
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