このくるくるの髪の毛、どうする?
この世に生まれてから3年8ヶ月。うちの娘は一度も後ろ髪を切らずにきました。
その理由は、お腹の中にいた時からの大切な髪の毛だという思いと、毛先がくるくるとカールした癖のある髪がとっても可愛かったから。根本の髪はまっすぐなので、一度切ってしまったらこのくるくるはもう見られないのかも…と思うとなかなか決断できずにいました。
本人も、長い髪を色々なスタイルにアレンジするのが大好きで。毎朝プリンセスのように変身して、鏡の前でうれしそうに笑う姿が日課でした。
「まだ切ってない」から「切ってみようか」へ
そんな娘が、ある日「ママみたいに前髪切りたい!」「後ろの髪もママみたいにしたい」と言い出したんです。そう、きっかけは私が髪の毛をバッサリ切ったことでした。
その一言が背中を押してくれました。暑くなる季節、保育園ではプールも始まるし、絡まりやすい長い髪をどうにかしてあげたかった気持ちもあって。
正直いうと、手間はかかるけれど、その時間が私はとても好きでした。
細くて絡まりやすい髪を、お風呂前にブラッシングして、丁寧にシャンプーして、コンディショナーをして粗めのコームでなじませて。
お風呂上がりにはタオルドライして、アウトバストリートメントをつけて、ドライヤーでしっかり乾かす。
そんな一つひとつの工程が、娘と私の大事な時間だったんです。
毎朝のブラッシングやヘアアレンジも、私にとっては特別なひととき。
だけど、「切ってもきっと可愛い」「本人も楽しみにしている」。そう思って、いよいよ決断しました。
ちなみに、シャンプーとコンディショナーは、こちらを使用しています。
シャンプー&コンディショナー
赤ちゃんだったあの頃の髪の毛
生まれたての頃は黒くてしっかりした髪が生えていました。
でも少しすると、びっくりするくらい薄毛ちゃんに(笑)。リボンのヘアターバンをつけたりして、ちょっとおしゃれを楽しんでいました。
成長とともに髪はまた伸びて、毛先だけくるんと巻いたような、コテで仕上げたかのような可愛い癖毛に。
胸の下くらいまで伸びた髪は、首元から下がふんわりくるんとしていて、ツインテールにすると本当に天使のようでした。
美容院、どうする?
最初は子ども向けの美容院にするか、大人向けにするか、はたまた1000円カットのようなところにするか迷いました。
最終的には、私が昔からお世話になっている大人向けの美容院へ。
理由は、3歳以上の子どもメニューがあり、美容師さんがほぼ一人で切り盛りしているので他の方に気を遣わなくていいこと。
そして何より、美容師さん自身がママという安心感。
うちの子はわりと落ち着きがあって、おませさんなところもあるので、大人と同じ空間を楽しめそうだなと思ったんです。結果、大正解でした◎
当日の様子。ワクワクが止まらない!
娘は前日からずーっと楽しみにしていました。私も、そのウキウキした気持ちを壊したくなくて、「ああ…初めての髪の毛がなくなる…」という気持ちは心の奥にしまって、笑顔で当日を迎えました。
美容院に着くと、最初はちょっと緊張。でもすぐに慣れて、にこにこモード全開!
大人用のシャンプー台にクッションを入れてもらい、仰向けでシャンプー&トリートメント。
興味津々でキョロキョロして「たのしいねぇ!」と何度も口にしていました。
いよいよヘアカット。事前にお願いしていた通り、最初に切った髪の毛は記念に持ち帰らせてもらいました。
前髪も含めて整えてもらい、トリートメントの良い香りに包まれて…仕上がった姿は、とびきりの笑顔!
終わったあとも、笑顔が止まらない
終わったあともずっと「可愛い〜」「楽しかった〜」「お姉さんになった〜!」と大はしゃぎ。
そのままお買い物に行って、スタバで一緒にお茶したり。素敵な思い出になりました。
周囲の人からも「可愛いね!」「さっぱりしたね」と声をかけてもらえて、とても嬉しそうでした。
切ってよかったと思うこと
実はちょっと寂しくなるかも…と思っていたけれど、不思議とそんな気持ちはありませんでした。
本人がすごく気に入ってくれて、毎日ごきげんな姿を見るたびに「切ってよかったなぁ」と思えます。
ドライヤーの時間が短くなったのはもちろん、短くなったからこそできるヘアアレンジもあって、新しい可愛さに出会えた気持ちです。
そして何より、動きやすくなったからか、いつもより元気いっぱい遊んでいるのも微笑ましいです。
迷っているママさんへ
「切るかどうか、迷う気持ち」すごくわかります。
でも焦って決める必要はないと思うし、何より本人の気持ちを大切にしながら、ママやパパの思いも含めて、家族で納得できる形が一番です。
ただ、これだけは断言できます。切っても、切らなくても、どっちでも。
あなたの子どもは、いつだって最高に可愛いよ〜!!
安心してね☀️
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