社会人キャリアは失敗・・・?③暗黒期➖休職の決断

わたしのこと

心療内科を受診し、服薬も開始するも元通りに元気!とはいかない日々・・・。

納得できなかったがホッとした休職

やれることを少しずつお医者さんとも相談して進めながらも、やはり原因は「仕事」であり、
うつ病ではあるが「適応障害」の側面も強いとのことで環境を変えることが必要という話になりました。
どうしても性格上「頑張ってしまう」「無理をしてしまう」ことは避けられず、服薬でコントロールをしたとしても、出社して仕事をしている間は心身ともにかなり負担がかかっている状態でした。

そのため、お医者さんから、「少し勤務時間を短くするとかではなく、完全に仕事を断ち切ることがあなたの場合は必要。」と言われました。
残業なしの勤務にしたとしても、また(調整できるのかは別問題ですが)半日勤務などにしたとしても、企業に属し働き続けている限りは、昼も夜も出社していない時でも社用携帯で連絡を追ってしまい常にプレッシャーがかかっている状態だった私には、適切なアドバイスだったと思います。

頭では、理論的にはその通りだな。そうしないと良くならないよな。と理解し、夫もその通りだねと言ってくれましたが、私自身は心で納得ができない部分がありました。
「優等生でいる自分」「できる自分」でいなければという呪縛のようなものが付き纏っていたので、
メンタルを病んで休職するなどということは、キャリアの、いや人生の汚点でしかない。
そんな風に感じていたのです。
※追い込まれて当時は自分に対してそのように感じていましたが、今は無理をするべきではないですし、休職してしっかり心身を休めるべきだと考えています。

とはいえ、「休職」となると、一旦仕事のことがリセットされて頭も心も空っぽにすることができる、この自分で決めて苦しめてきたレースから降りることができると、ホッとしたのも正直な話。

1回目の休職

心療内科に行き始めた頃から上司には相談をしており、仕事の支障はなるべく出ないように調整をしていただき、最終的には休職へ。
とてもスムーズに会話してくださり、休職に入る前にしっかり引き継ぎを同僚にもできたのがよかったです。
「少しでも早く休みなさい!あとはどうにかするから!」ということも出来たと思うのですが、私の性格上それだとすごく責任を感じたり自分をさらに責めることをわかってくれていて、
”引き継ぎという最低限のところは自分でしっかりできた”と思えるようにして下さったんだと思います。

いずれにせよ職場に穴は開けますし、迷惑はかけるので本当に申し訳ないなと思い、お世話になった方々に個別に連絡も入れ、休みに入りました。


休職は最初に期間を決めてスタートし、定期的に心療内科を受診しながら治療の状況を見て延長するか判断されるという形でした。
最初の2週間くらいは、そわそわしてしまい、すごく悪いことをしている気分でした。
とっても体調が悪いというほどではないけれど、学校を休んだ時のような感覚でしょうか。周りはみんな仕事をこれまで通りしているのに、自分だけ休んでいる。
この時間に何かをしなくては、勉強をして資格を取る?とりあえず読書?などぐるぐる考えていました。

休めていない休職

心療内科には週に1回ほど通院していました。
休職に入ってからの悩みを伝えたところ、お医者さんからは注意を受けました。
「心身ともに休む必要があるから、休職しているんですよ。何かを頑張らなくてはとするのは逆効果です。今はただただゆっくり過ごしてください。」
と言われてしまいました。

言っていることは分かる、、、と思いながらも空白の期間に周りからどんどん置いていかれることの恐怖もあり、何もなく過ごすという生産性のない時間を送ることが許せなかったのです。

いろいろと考えた結果、美術館に足を運んで鑑賞する、散歩をしてみるなどから始めました。家でゆっくりが出来なかったのです。
かなり無理はしていましたが、電車に乗って会社の近くの駅まで朝から行って、カフェで読書や勉強をすることも。
本当に症状が重く出ている方は、外に出ることなんてそもそも出来ないと聞くので、私はまだ軽かったのかもしれません。
無理をしていることに薄々気づきながらも、「休職しているけれど、生産性高く過ごしている!しっかり身になる時間の過ごし方をできている」と自分を納得させようと必死でした。

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